シネマロイド Nが勝手に選ぶ傑作POV映画
冬真っ盛り!
そんな時に見たくなるのがPOV映画!ということで
今回は完全主観でオススメPOV映画を紹介して
行くぜ!
POVとは…
point of viewの略で「〜からの視点」という
意味らしいぜ!
要はハンディカムを使ってリアリティの
ある映像を撮る手法のことだぜ!
内容は様々ですが、90分くらいで見れるものが
多いのでさっくり見ることができます!
このPOVを世に広めたのが
1999年に公開された
魔女伝説のドキュメンタリー映画を撮影するために
森に入った学生3人が様々な怪異に襲われるという
POV映画の金字塔といわれている作品。
公開当時は「本物なのでは?」という噂が流れたとか
すごく有名な映画ですが、81分間3人の学生が
ひたすら揉めまくるという感じの内容だったので
個人的にはあまり好きではありません!
ここからは筆者オススメのPOVを
紹介していきます!
1 REC/レック(2007年)
今作はスペインで制作されたPOVです。
とあるアパートでパンデミックが発生、
封鎖されるアパート、次々に感染していく住民たち
果たして、このアパートから脱出することは
できるのか、そしてウィルスの正体とは…
暗いアパートで繰り広げられるサバイバーホラー
テレビ局のカメラマンが映像を撮っているという
設定なのですが、暗いアパートで繰り広げられる
感染パニックがまぁ怖い。ウィルスに感染すると
ゾンビのようになり、人を襲い始めるのですが
カメラマンから伝わる現場の緊張感が非常に
リアリティがありました。
劇中、カメラの手ブレが酷く、酔ってしまう人も
いるかもですが、ラストは結構意外性があって
良かったです!
なんと今作はシリーズ化されており、
「REC4」まで制作されており、ハリウッドでも
リメイクされています。
今作の続編の「REC2」はちゃんと続きものに
なっていて面白かったのですが、3作目と4作目は
最悪だったので見なくても大丈夫です!
ハリウッドリメイクの「REC:レック
ザ・クアランティン」は今作と内容はほとんど
変わりませんが手ブレがかなり抑えられて
いました。
2 ディアトロフ・インシデント(2013年)
今作はディアトロフ峠事件という実際にあった
事件を元にしたPOVです。
内容は学生たちがディアトロフ峠事件に
ついてのドキュメンタリーを制作中に
恐るべき陰謀に巻き込まれていく…
という感じです。
個人的にこの「ディアトロフ峠事件」の話が
大好きなのでめちゃくちゃハマりました!
視聴前に事件の概要、様々な説など読んでおくと
より一層楽しめます!
ラストは謎に説得力があって、この事件の1つの
説として個人的にはすごく好きでした!
3 クロニクル(2012年)
前の2作はホラー寄りの映画でしたが
今作はガッツリSFです!
宇宙から来た謎の物体に触れてしまったことで得た
超能力で3人の高校生の日常は大きく変わって
いく...という内容です。
超能力という、POVあまり描かれたことのない
テーマの作品でした。前半から中盤にかけては
高校が舞台で主人公アンドリューのハンディカム
での映像なのですが、終盤は舞台が街に移動し
ハンディカムでの映像ではなくなります。
車の車載カメラや防犯カメラなど、街中の
ありとあらゆるカメラの映像を繋ぎ合わせた
見たことない演出があります。
今作には
グリーン・ゴブリンを演じたデイン・デハーン
「ブラックパンサー」で
キルモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダン
が出演しています!
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以上が勝手に選ぶ傑作POV映画でした。
最後に1本、今年見た駄作POVを紹介します
フィンランド式残酷ショッピング・ツアー(2012年)
タイトルから漂うこのB級感…
嫌いじゃないわ!
まぁ、そんな感じで見てみたのですが、
やばかったですね!
冒頭20分は思春期のワガママ息子とそのお母さんの
喧嘩をひたすら見せられます!
息子が酒を飲んだという親子のやりとりを
やたら丁寧に見せてくれます!
タイトルにあるショッピングツアーは70分の
本編のなかでも15分くらいしかありません!
残酷ショッピングツアーとは一体なんだったのか…
パッケージにいる少女は一体何なのか…
見た後、いろいろ思うことはありましたが
結局、親子喧嘩のことが一番残りました!
70分と短い映画のはずなのですが、
すごく長く感じました!
これ以外に見るものがない時は
見ればいいと思います!
以上、POV映画4作品の紹介でした!
by シネマロイド N